旭南高砂堂日記 by 店主
秋田の和洋菓子店、「旭南高砂堂」店主 塚本 タカシ のブログ 旭南高砂堂のお菓子のことや、日々のいろんなことをお話しします。
DATE: 2007/11/16(金)   CATEGORY: うんちく
濡烏


週替わりで、お茶の先生にお稽古のお菓子を配達します。

今の季節は、葉っぱや花に、色がなくなってきて、ネタに困ります。

最近、竹炭が流行りで、うちも竹炭入りのまんじゅうを作りました。
濡烏


さて、銘に困りました。

仙台に、売茶翁という和菓子屋さんがあります。
真っ黒いゴマのあんを、寒天でコーティングしたようなお菓子の銘が「ノンコウ」(楽三代目と同名)
それでは、「長次郎」にでもしようか、とも思いましたが、それもおこがましい。

そこで、黒楽茶碗のなかに、ちょうどいい銘を持ったものがないかさがしてみました。

佐賀県立美術館に、長次郎作の「濡烏」というのがありましたので、イタダキ!

自分ではナイスな命名だとおもったのですが、中には「茶席にふさわしくない名前、黒すぎる」と仰るかたもいらっしゃいました。

、ま、お好みにあわない場合もあるさ。


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DATE: 2007/10/06(土)   CATEGORY: うんちく
キミはイナゴの佃煮を食べたことがあるか?

今頃の季節になると、叔母がイナゴの佃煮を届けてくれる。
イナゴ佃煮


自分で採って、自分で煮たヤツ。

甘辛くて、ぽりぽり・かりかりしておいしい。
時々口の中に、足が刺さったりするのも刺激があって楽しい。

高校生の時、母が弁当に入れてくれたこともあった。
同級生は引いていたけどね。

叔母は大潟村の田んぼで採ってくるらしい。
刈り入れ後の田んぼ。

無農薬の田んぼでないと、イナゴがいないので、貴重なのである。

県外の業者も来ているという話だ。
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DATE: 2007/09/02(日)   CATEGORY: うんちく
平野政吉美術館、秋田蘭画、藤田嗣治
平野政吉美術館に、久しぶりに行って来ました。
http://hirabi.m78.com/
目的は、「秋田蘭画とその周辺」展。

秋田蘭画は、日本画に陰影を取り入れた、江戸時代に秋田に華ひらいた文化です。

小田野直武、佐竹曙山らが描いた作品で、平野政吉美術館が所蔵しているものを展示しています。

「秋田蘭画」というもろこしを販売しているので、こういうの見逃さないようにしています。

平野政吉は、大地主でした。
藤田嗣治と親交があり、多くの藤田作品を所有していました。

昭和40年代に、財団法人 平野政吉美術館を作り、個人蔵だった作品の多くを寄付。

いつでも、藤田作品や、ピカソ、セザンヌ、ダリなどの作品を見ることが出来ます。

しかも、静かな環境で。

今日も、見学者は私一人でした。

昔の地主ってすごいな。

「秋田蘭画とその周辺」展は 11月4日までです。


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DATE: 2007/03/10(土)   CATEGORY: うんちく
卒業シーズン
長女が中学校を卒業しました。
はじめは、卒業式に出席する予定ではなかったのですが、我が母校でもあるし、行ってみようかという軽い気持ちで行きました。

感激しました。

中学生がみんな立派で。

起立や、着席、礼などのひとつひとつの行動が、統制が取れていて、目をみはりました。

先生より立派。

卒業生は145人。
20人くらいずつ、7列に並んでいました。

式にあいだ保護者は、会場の最後列にいて、子供たちの姿は、後頭部しか見えませんでした。

「仰げば尊し」「蛍の光」という定番ソングが終わり、「閉会の辞」で式が終了した後、男子と女子が一人ずつ立ち上がり、振り返って、3年間の思い出を語り始めました。

その間、十秒おきに、最前列の卒業生から1列ずつ、「ざっ!」と揃って立ち上がり、振り返ります。

全員が、保護者の方を向いて歌い始めたのは「レミオロメン」の「3月9日」

まさにこの日、卒業式の日です。

あの歌、難しいんですよね。テンポの取り方が。

でも、指揮者役の生徒に合わせて見事に歌いきり、オマケにハモッている。鳥肌が立ちました。
本物より良い。(オヤバカ)

となりにいる妻に、「この曲は歌う日付に合わせてタイトルを変えるのか?」(実は、知らない曲だった)
と聞くと「3月9日という曲なんだ!」とたしなめられました。
それでもう一度ウルウル。

iTunes にダウンロードしよっかなぁ。

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DATE: 2007/01/18(木)   CATEGORY: うんちく
包餡機メーカーで研修

皮であんこを包む「包餡機」という機械があります。

我が国で一番のメーカーは「レオン自動機」宇都宮に本社があります。

仙台に出張所があり、ラボも備え付けています。

月に一度、研究会があり、私も年に数度行きます。

今回は珍しく、洋菓子をテーマにしたものでした。

そこで、当店のグランパティシエ、菊池を同行させ、行ってきました。

ふだんは、まんじゅうや、大福を作る機械なのですが、考えてみれば、
なにかの中に、なにかを入れるのであれば、大抵のことができるので、
なにも、和菓子に限って使うことに、凝り固まらなくても良いのです。

菊池は、いわゆる「お菓子ばか」で、お菓子のことばかり考えている人。

さすがに、いつもの私の視点とは違い、いろいろなアイディアが湧き出て
来るようでした。

高価なオプションを必要とするものもありましたが、手作りでは不可能な
素材の組み合わせも考えられ、これからいろいろチャレンジして行こう!
ということに話がまとまりました。

ふ、ふ、ふ、楽しみにしていなさい。
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